インプラントへの様々な疑問をQ&A方式でお答えしていきます。
あごの骨に入れて良い金属というのは、チタンとチタン合金に限られます。
チタン以外のインプラントでは、人間の骨はインプラントの金属を異物と捉え、骨は異物である金属から遠ざかろうとするため、自然に吸収して無くなってしまいます。
ですからチタン以外の金属で出来た固定が弱くなったインプラントは、グラグラと動いてしまい、必ずほかの自分の歯とインプラントをつなげて固定する必要がありました。
この場合ほかの歯とつなげるには歯を削る必要さえあるのです。
近代のインプラント、ブローネマルク博士が発見したオッセオインテグレーション(骨結合)によるオッセオインテグレーション(骨結合)タイプのインプラントは骨とインプラントとが隙間無く密に結合し感染にいたるようなバクテリアも入りにくいなど、さまざまなメリットがあると言えるでしょう。
インプラントは半永久的に使用できると言えます。
今使われているインプラントは、ブローネマルク博士が最初に実施した例で、41年以上使用されています。
沢山の事例の実績から、様々な保証を付けている医院もありますので、安心して長く使えると思います。
インプラント治療が出来ない場合はまれに有ります。
たとえば口の中のガンで放射線治療を行いアゴの骨に一定以上の放射線が当たった場合には、治療は出来ません。
放射線を受けたあごの骨は治癒能力が極端に低下していますから、ガン治療の主治医の許可が無い限り骨に何らかの処置することは一切出来ないのです。
ほかにも、心臓疾患や高度な糖尿病、全身疾患がある場合では、インプラント治療ができないことがあります。
いずれにしてもオペが出来るのか判断しがたい疾患が有る場合には患者さんが普段かかっている主治医の意見を聞くこととなります。