インプラントとはいったいどのようなものなのでしょう。
ここではインプラントの基礎知識について解説していきます。
インプラントは、アバットメント(支台部)とインプラント体(歯根部)の二つに分けられます。
構造上の特長であるこの上に上部構造補綴物(人工歯)を被せます。
インプラントは顎の骨に歯根部となる金属(チタン)を埋め込み、その上に人工歯を被せます。
インプラントと顎の骨がしっかり結合すれば、その上に安定した人工歯を被せることができます。
このようにして天然歯のような審美性と、これまでの入れ歯やブリッジでは難しかった自分の歯のように噛めるという機能性が回復します。
アバットメントを埋め込むのに、1日で済む、簡単な手術が必要になります。
その後、インプラント体が骨に定着するのを4ヶ月〜半年待って、人工の歯(歯冠)をつけます。
インプラントは入れ歯やブリッジと比べて、本物の歯に感触が一番近くて、入れ歯やブリッジとの比較の中では一番よい治療方法だと思われます。
近代のインプラント治療の第一段階は、チタン製の人工歯根をあごに埋入することです。
このチタン製の歯根は徐々に骨に固着し、生まれながらに持っている歯根と同じ様に歯冠をしっかりと支えます。
インプラントは、いまや世界中の多くの人々の口腔機能と生活の質が向上することとなりました。
歯冠は、歯の機能的な部分です。
歯冠の外側の層はエナメル質という組織から成っており、人工歯冠は歯茎の中にあるインプラントの人工歯根にしっかりと固定され、その形と色は周囲の歯と同様に作られます。
インプラント施術では、抜けた歯の周囲の骨の喪失が抑えられ、また回復してくることさえあります。
このように近代の歯科インプラントは、歯の機能と外観を元通りにすることができる優れた治療法なのです。
手術をしなければならない事はもっとも大きな欠点といえます。
手術をすれば顎の歯肉ばかりか骨にも手をつけなければなりません。
すると今迄は隠れていてなんの問題も無かった神経や血管や鼻や目などに障害を起す危険が生れてきますし、歯肉を開いて骨を削れば、腫れや出血、果ては全身にまで細菌等が感染して重篤な合併症が出てしまう危険もあります。
また、歯の形だけではなく、根から作れるので、自由度が高くなると同時にとても治療が複雑になります。
ですから、診断と計画を入念に練り上げ、治療も細心の注意を払って正確にしなければなりませんし、とうぜん衛生的な環境でとくに清潔に行わなければなりません。
歯科治療のなかでも、最も高度な治療になるといっても良いでしょう。